【意外とあやふや?】卓球のダブルスのルールを徹底解説

ダブルスのルール、特にサーバー・レシーバーの決め方など、ノリで誤魔化している人はいませんか?

はい、私です(`・ω・´)←

今回は、私と一緒に卓球のダブルスのルールを再確認してみましょう(笑)

そもそものルールをよく知らない卓球初心者の方も、この記事を読めばダブルスルールマスターの称号()をゲットできますよ。

サーブ

特徴的なのは、サーブを、サーバーから見て自分のコートの右半面に1バウンド目をさせ、相手のコートの左半面に2バウンド目をさせなければいけない、ということです。

ちなみに、台の中央に引かれている白線は「半面」に含めるので、サーブが白線上にバウンドした場合は有効となります。

ダブルスの審判をするときは、このルールを満たしているかを確認する必要があるので大変です(;´∀`)

たまにですが、相手のコートの左半面にバウンドさせることだけに意識が集中して、自分のコートの右半面にバウンドさせていない人がいますので、台の中央付近からサーブを出す人は自分のサーブをもう一度確認してみると良いかもしれません。

試合中のサーブの入れ替わりはシングルス同様に2本毎なのですが、ペアの片方の人が2本とも出し、再びサーブ権が回ってきたときに、ペアのもう片方の人が2本出します。

サーブが入れ替わる時、それまでレシーバーであった人が次のサーバーになります。

↑の画像を例に説明すると、Aさんがサーブを出し、Xさんがレシーブをした」とする場合、Aさんが2本サーブを出した後、サーブ権は相手ペアに移り、それまでレシーバーであったXさんが2本サーブを出します。

打球の順番のところで詳しく説明しますが、このときのレシーバーはBさんになるので、次のサーバーはBさん、その次がYさん、という感じです。

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記号だけで表すと、

A→X 2本サーブ

X→B 2本サーブ

BY 2本サーブ

YA 2本サーブ・・・

という感じです。

打球の順番

これまたダブルスの面倒なところなのですが、テニスやバドミントンとは違って、両ペアとも、同じチームの2人が交互に球を打たなければいけません。

また1枚目の画像を例に説明しますと、「Aさんがサーブを出し、Xさんがレシーブをした」とする場合、XさんのレシーブはBさんが返球することになり、Bさんの打った球はYさんが返球し、Yさんの打った球はAさんが返球する、という感じで続いていきます。

記号だけにすると、

A→X→B→Y→A→X→B→Y→A・・・

という感じです。

この順番にのっとり卓球を続けていると気づくのですが、Aさんの打った球は必ずXさんが受けることになるので、逆に言えば、Aさんの打った球をYさんが受ける機会がありません。

これでは、相性の問題で有利不利が発生してしまうので、これを避ける為に、セットごとに打球する相手が入れ替わります。

どういうことかというと、

1セット目:A→X→B→Y→A→X→B→Y→A・・・

という打球順で回っていた場合、

2セット目:A→Y→B→X→A→Y→B→X→A・・・

という打球順で回ることになります。

※分かりやすいようにAさんスタートで記号を書いているだけで、必ずAさんからプレーが始まるという意味ではありません。

1セット目とは反対に、2セット目ではAさんの打った球は必ずYさんが受け、Xさんが受ける機会はありません。

サーバー・レシーバーの決め方

あまり意識されてはいませんが、サーバー・レシーバーの決め方にもルールがあります。

試合を始める際に、シングルス同様、ジャンケンでサーブ・レシーブ・エンドを決めます。

その後、まず初めにサーバーペアが2人のうちどちらがサーブをするか決め、その後にレシーバーペアがどちらがレシーブをするか決めます。

つまり、

Xさん「あ、サーバーはAさんだ。私、Aさんのサーブ苦手だから、Yさんレシーブお願い!」

というのも戦術の一つとしてOKだということです。

そして、1セット目以降、新しくセットが始まる時は、サーバーペアはセットごとに2人のうちどちらがサーブをするかを毎回選ぶことができます。

つまり、サーブの上手い選手(Aさんと仮定)がいるペアがジャンケンでサーブ権をゲットした場合、1セット目は当然Aさんサーブで試合を始めるとして、3セット目も5セット目もAさんサーブで試合を始めることが可能です。

逆に、1セット目を終えてAさんのサーブの調子が思わしくなかった場合、3セット目と5セット目はBさんサーブで試合を始める、というのも戦術の一つとしてOKです。

※2セット目からはサーバーが決まれば自動的にレシーバーは決まってしまうので、レシーバーペアは、打球順とサーバーを照らし合わせて、相手を間違えないようにするだけです。

その他に注意する点

・フルセットになった場合

シングルス同様、ダブルスでもフルセットになった場合、どちらかのペアが5点目を取った時点でコートを入れ替えるのですが、これに加えて、レシーバーも入れ替わります。

ex.1

ABペア (4-2) XYペア

打球順:A→X→B→Y→A→X→B→Y→A・・・

サーバー:Aさん

この場面でAさんのサービスエースが決まったとします。

すると、得点は、ABペア (5-2) XYペア

となるのでコートチェンジを行い、サーバーは続けてAさんで、レシーバーがXさん→Yさんに変わります。

全体の打球順も、A→Y→B→X→A→Y→B→X→A・・・に変わります。

ex.2

ABペア (4-1) XYペア

打球順:A→X→B→Y→A→X→B→Y→A・・・

サーバー:Aさん

この場面でAさんのサービスエースが決まったとします。

すると、得点は、ABペア (5-1) XYペア

ex.1と同様にコートチェンジをし、Aさんは2本サーブを出したのでサーバーはレシーバーであったXさんになり、次のレシーバーはBさん→Aさんに変わります。

全体の打球順も、A→Y→B→X→A→Y→B→X→A・・・に変わります。

この時、Aさんがサーバーとレシーバーを連続して行うことになり少し違和感を感じるかもしれませんが、ルール上はこれが正しいです。

・試合中に打球順の間違いに気づいた場合

プレー中に打球順が間違っていることに気づいた場合、プレーを中断し、そのプレーは無効となります。

そして、正しい打球順になるようサーバー・レシーバーを正して再開となります。

この時すでに間違った打球順のまま何点分か試合が進んでいた場合、間違った打球順の得点は有効となるので注意しましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?

この記事に書いてあるルールをしっかり覚えれば、ダブルスのルールは完璧です!

ダブルスはペアと交互に打つ必要があるので、動き方や戦術などがシングルスとは大きく違います。

そのためシングルスではパッとしなくても、ダブルスは超強い!という選手もたまにいたりして面白いです。

特に右利き&左利きのペアは、利き腕が同じペアよりもスムーズに交互に打つことができるのでダブルスでは有利と言われていますよね。

私の知り合いの左利きの方も、ダブルスの試合のときは、よく助っ人としてお呼ばれしているみたいです(笑)

みなさんもしっかりダブルスのルールを覚えて、シングルスとは違った卓球を楽しみましょう!!

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