自分は用具マニアなんですが、なぜ用具の沼()にハマってしまっているかと言いますと「理想の用具」を常に探し求めているからです(キリッ
つまり、コレだ!!という用具を見つけた場合は用具を固定する気はマンマンなんですね。面白そうな用具や新商品は、基本的に買わずに、買った人に借りて打つくらいです。
それで、何を「理想の用具」に求めるかというと、「今の自分のプレー・打ち方で全ての技術がやりやすい」「良い球が出る(≒相手が取りづらい)」「打球感が良い」
この3点です。
なかなか見つからないんですよね・・・
セル時代は、R:ビスカリア、F:エボリューションMX-P、B:オメガ5プロで1年ほど固定していたんですが、プラ移行によりエボMX-Pでは滑る+5プロの打球感が硬すぎるということで断念し、また理想の用具探しの旅に出ています。
こうして色々な用具を試していると、自分にとっては本当の理想ではないが、もの凄く相性の良い組み合わせに出会うことがあります。この場合、他の人にラケットを貸しても「凄い打ちやすい」と驚いてくれますねw
いくつか例を挙げてみます。
1.スワット(80g後半) x オメガ5プロ(軽め)
画像引用先:http://tsp-yamato.com/tsp/product/racket/detail/?id=580 , http://www.xiom.co.jp/
スワットの軟らかめの打球感と5プロのやや硬めの打球感が調和し、打球感はやや軟らかく感じ全ての技術が安定します。擦る打法だとスイングスピードがないと球が浅くなりますが、それ以外のドライブ系の打法はオメガらしい綺麗な低い弧線を描いて安定します。
ぶつけ打ちが基本の人でイマイチ打球が安定しないと悩んでいる人、とにかくドライブを安定させたい人にはオススメです。逆に、ミートを多用する人には、強打時に弧線を描きすぎてしまいオーバーミスが増えるのでもう少し王道の7枚合板の方が良いかも。安定感・操作感が高いうえ重量も控えめなのでダブルス専用の安定ラケットに使うのも良い案だと思います。
お気づきの人もいると思いますが、軽部選手もこの組み合わせですね。他のトップ選手にラケットを貸しても打球感が良いと言われるレベルみたいなので、相性はお墨付きでしょう。
2、馬林エキストラスペシャル(90g程度) x ラクザX(軽め)
画像引用先:http://www.yasakajp.com/items/malin_extra_special/ , http://www.yasakajp.com/items/rakza-x/
こちらも全ての技術が安定します。ラクザXの軽めの個体はやや硬いラケットではどれとも相性が良いと感じますが、6mm前半くらいの木材が一番各技術のバランスが良いですね。重めの木材ラケットなので、威力がしっかり出るところも良い。
重量が重くなってしまいますが、これを振り切れる人で、ドライブに威力を求めている人全てにオススメできます。また、これ以上にスピードや球離れを求める人はティモボルALCなどの王道アウター特殊や、スワットパワーなどのよりパワフルな7枚に合わせてみても良いと思います。
神選手が馬林ES→ギャラクシャカーボンに変更したようですが、ギャラクシャカーボンは硬めの7枚であるギャラクシャのインナー部分(上板の下の下)に薄いカーボンが入っているので、ギャラクシャに弾みを少し足した感じでティモボルALCなどよりは弾みません。ラクザXは硬いラケットとの相性が良いので、これにも合うと思いますね。
3、ティモボルALC (90g程度)x エボリューションMX-P(普通)
画像引用先:https://www.butterfly.co.jp/products/detail/35861.html , http://www.tibhar.jp/rubber.htm
この記事で書いたこととほぼほぼ同じなんですが、ぶっつり切るようなプレーをしない人には未だにオススメです。少し打球感は硬めですが、非常にパワフルな球が出ます。ラクザXほどは重くないので、両ハンドスタイルの選手にオススメですね。
3つ例を挙げましたが、これらのラバーorラケットを使用している人は、ぜひ参考にしていてください!
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